外反母趾が良くな7つのポイント!あなたも歩き方は間違ってる?
[2015年10月19日(月)] カテゴリ:
外反母趾と歩行
正しい歩き方のポイント・・・
歩き方は非常に大切です!外反母趾の人はほとんど自然に親指を使っていません。
外反母趾を治したいと思う人は基本の歩き方を覚えていきましょう。
ポイント① ひざを上げて歩きましょう
ひざをまっすぐ伸ばし突っ張って歩くのではなく、できるだけ衝撃を吸収できるようにひざにゆとりをもたせておいた方が良い歩き方で出来ます。
ポイント② 3点バランスが大切に
そのためにひざは曲がる構造になっていて踏み込む時にひざを上げ、足首をゆるませ、できるだけ「足指」「付け根」「かかと」の3点でバランス良く足裏が受け身を取りやすいようになっているのです。
『歩行運動における体重移動の中心はひざである』というこという事を理解して下さいね。 ひざを伸ばし切って歩いていたら・・・これができないのです。
ある国の軍隊の行進”や”モデル歩き”とはぜんぜん違いますよ(*^^)
私たちは着地の際、無意識のうちにひざを曲げて、安全に着地できるように足首や足のアーチでバランスを整え、次に体重移動するために膝を伸ばして足首を使って着地していきます。
ポイント③(重要です!)
今までよりもひざを1~2cm高く上げて歩きます。そうすると自然と足裏全面で着地ができ、正しい3点歩行ができるのです。
ポイント④ ひざを伸ばしきってはダメ
歩く姿勢や立っている時にひざを伸ばし切ってはいませんか?
これは地面からの衝撃をうまく逃がし、吸収するために備わっている人間の免震機能のひとつですが、最近では指を使わず浮かせ、全てかかと中心で着地する悪い癖がついてしまっている人があまりにも多く、街でも膝を伸ばし切って歩いている光景が目立ちます。
ポイント⑤ こうならないように・・・
ひざを伸ばし切って歩いていると地面から伝わる力の逃げ場がなく、有害なストレスを吸収・無害化できないのでそのまま身体の上部へと伝えてしまいます。
その有害なストレスが時間をかけてひざ・腰・首に蓄積され、各部に変形や微細な疲労骨折を起こしてしまうのです。
立ち話で長時間立っている時や電車の中で立ちっぱなしの時なども、いつもより少しだけひざを曲げ加減にすることで・・・
直接骨に加わる重力を逃し、関節を使って立つことで筋肉の負担を減らすような立ち方の癖をつけて下さい。
ポイント⑥ 肩甲骨を使って歩こう
手は後ろに振りましょう。これはなかなか意識しにくい動作ですが、前に振ることを意識してしまうと手の筋肉だけで腕を振ることになるのでぎこちなくなってしまいます。
肩から腕を後ろに振って歩くようにすると、その反動で肩甲骨が後方に傾き、その勢いで肩から腕が押し出され「振り子運動」のように勝手に肩が前へ進んでいくので自然に歩きやすい状態を作ってくれます。
ポイント⑦ 目線は少し上
目線は少し上をみるような感じで歩きましょう。
あごを引くというより、首を後ろに引くといった状態にする事で胸が張れ肩甲骨を使ったキレイな歩き方が出来て、日本人が一番多い「猫背」を簡単に解消することが出来ます。
さあ!あなたも明日からがんがっていきましょう!