外反母趾でが原因でよく出る症状は?(体編)
[2015年05月04日(月)] カテゴリ:
外反母趾
外反母趾が原因で足以外に痛みがでる場合のお話をします。
「もっと足の症状があるはず!」
っと思われた方もいらっしゃると思います。でも体に出てくる症状があまりにも多くの問い合わせや質問が多いので先に書かせていただきます。
外反母趾になってしまい、足の痛みがでるとそれが原因でうまく歩けなくなる、足の使い方が悪くなり体が歪んでしまっていろいろな症状が出てきます。
足の痛みがでると歩くにしてもその痛い部分をかばいながら歩くようになるので、どうしても痛み部分以外に負担がかかります。
あなたもそんな経験をしたのではないでしょうか?
例えば・・・
親指の付け根が痛いと、そこを靴に当てたくないので足の小指側に重心をかけ土踏まずを浮かせるような形で歩いてしまったりします。
そうすると通常の歩行では使わない所に過剰な力をかけてしまい、その部分も疲労して痛みが出るようになります。
この例で考えると小指側に負担を掛けながら歩くので、まず痛くなるのは小指側の足のラインです。そうしてそのまま歩くようになると、その歩き方を支える筋肉
内腿~太腿の裏側が疲労
すると足に変な力が入っているので・・・
股関節〜腰〜背中〜肩〜首
まで伝わってきます。ですので最終的には外反母趾のせいで腰痛・肩こり・肩こりからくる頭痛まで起こってしまうのです。
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当院で外反母趾の治療をしていて、今までいろんなところで腰のびれを治療していたけども、一向に良くならなかった女性の方が3回の外反母趾の治療でウソのようにしびれが治った。
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寝る時間があるにもかかわらず、ウトウトするだけでいつも睡眠の質が悪く、浅い眠りの方がよく眠れて朝スッキリ起きれるようになった。
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今まで痛くなったら薬を飲んでからしか仕事もできなかった頑固な肩こりや頭痛が薬を飲まなくてもスッキリ良くなった
肩こりや頭痛などは他の原因でなることもあり、また外反母趾は足の病気という認識の方が多いのでなかなか外反母趾と肩こりや腰痛、頭痛を関連付けする人はあまりいません。
しかし原因のわからない病気ほど怖いものはありません。例えば肩こりの場合、自分の肩がこっているのを普段の生活での疲れと思いシップや塗り薬で対処するとします。
もちろんシップや塗り薬で症状の改善はできますが、根本的な治療をしないと完全には治りません。一度症状が改善してもまた再発し、慢性的なものになってしまうのです。
たかが肩こりや腰痛と侮ることなかれ、外反母趾からくる肩こり・腰痛等は体のバランスの崩れが原因ですので、そのバランスの崩れから自律神経失調症等の神経系の病気を発症する事もあるのです。