子供から成人女性へ あなたは何歳で外反母趾になっちゃいましたか?
外反母趾は年齢に関わらず発症するどんどん進行する症状なんですよ…>_<…
特にハイヒールを履く機会の多い女性はなりやすいですが・・・それだけではありません。
女性は、男性に比べて関節が柔らかく筋力が弱いため、男性よりも先天的に外反母趾になりやすいと言われています。
当院でも来院された最少年齢は9歳なんです!
早く今の外反母趾の状態を知って早期に治療することが大切です。
しかも、外反母趾は「年齢を重ねていくほどなりやすい」というようなイメージをお持ちの方が多いのではないかと思いますが・・・
実は子供でも外反母趾になるんです。
ハイヒールを履いたこともないような子供が外反母趾になってしまうのは、なぜだと思いますか?
この場合の原因としては、体質的な要素が大きいと思われます。
具体的には、遺伝的にお母さんの体型に似ているとか、筋肉や靭帯の強さがよく似ている、偏平足の傾向が強かったり、横アーチが潰れていたり・・・といったことが挙げられます。
年齢が若いということもあり、症状の進行も速くなりがちですが、早期発見 早期治療で若年性外反母趾もよくなっていきます。
逆に子供だからまだまだ大丈夫!
と思っていると、どんどん進行して年頃にになってヒールやパンプスが履けなくなってしまうこともあります。
子供がしきりに足を痛がっているようだったら、お母さんが注意して見てあげるようにしてくださいね。
年齢別の治療法はどうすればいいか?
子供
まず姿勢と歩き方をもう一度正常な状態にしていく。足指 足裏を鍛えていく
成長過程ということもあり、運動療法や装具療法がオススメ!できるだけ手術は避けましょう。痛みをやわらげるアイシング療法もオススメ
地面からの衝撃を吸収する足底板など様々なグッズもいいでしょう。
特に重要なのは靴選び!「子供はどんどん成長するから大きな靴を買っておこう」
これ駄目です!
靴の中が大きくあまりすぎて指が遊んでしまいます! 子供は知らないうちに靴が脱げないように変な方向に指を向けたり、曲げたりするのでどんどん外反母趾がひどくなってしまいます。
靴の中に入れて使うグッズを用いる場合には、少しサイズの余裕が必要!
キツいとかえって痛みが増してしまい、外反母趾を悪化させてしまいますが、大きすぎてもガサガサ動いてしまって余計痛くなる場合もあるから慎重に選びましょう。
特に歩きかた 姿勢が悪くなってきます。子供の靴と姿勢を確認してください。
成人女性の場合
まず姿勢と歩き方をもう一度正常な状態にしていく。足指 足裏を鍛えていく
(これは外反母趾の方は全員必要ですね!)
パンプスを履く機会が多いため、どうしても症状がひどくなりがち。いかにして進行を食い止めるかが鍵となります。
一番気を付けたいのが、靴選び!
衝撃を吸収する素材を使ったものや、紐・ベルトで足の甲を押さえてあるもの、靴の側面にサポートが入っているものなどがベターです。