子供に多い外反母趾
[2013年12月16日(月)] カテゴリ:
外反母趾
40代以降の女性に多く見られる外反母趾ですが、実は子供にも外反母趾は見られます。
小学校高学年から中学入学ごろ、次第に痛みを訴えるようになる例が見られます。
痛みがなくても放置しておくと、歩き方や全身のバランスもくずれ、やがて歩くとすぐ疲れたり転びやすくなったりします。
成長後は、激しい痛みの症状に苦しめられます。子供の外反母趾には注意する必要があります。
子供が外反母趾になったケースでは、大人より骨が柔らかいために曲がりやすく、
足に合わない靴を履かせていたことが原因であったという例があります。
子供の外反母趾を予防するためには、なるべく足裏の機能をしっかりと使う生活をさせることです。
それには、常にしっかりと足裏を刺激すれば足裏の退化を防ぐことができます。
また、子供は自分で外反母趾を予防することはできませんから、両親が子供の履物についてよく考えて、その子に合った靴を選ぶことも大切です。
子供の靴は、長さだけが表示され、横の幅(足囲)がほとんど表示されていません。
また、男女の足の形態は幼児のときから違うにもかかわらず、男女の区別がされていません。
親も「どうせすぐ大きくなるから」と成長過程にある子供の靴を軽視する傾向にあるようですが、見直した方がよいでしょう。
足に合わない靴、よくない靴が、足の痛みや変形を引き起こしていることは明らかで、これらのトラブルは子供の時からの足や靴に対する意識で変えることで避けられます。
足のサイズにある程度ぴったり合い、しっかりした通気性のよい素材で、安定感のある靴を選びましょう。