あなたの痛み!外反母趾からかも・・・体が良くなるペタペタ歩き改善法とは!!
[2015年04月23日(木)] カテゴリ:
外反母趾と歩行
最近歩くのが辛い!鏡で立ち姿を見てみるとO脚になってきている!外反母趾を意識してから腰痛や肩こりがひどくなった!
最近おしゃれしてないな〜しかも外反母趾の痛みがどんどん強くなってきている!最近辛いことばかり・・・
もしかして外反母趾からくるペタペタ歩きが原因かも!
足の指は人間が何か動作をする際に、大変大きな役割をしているのですが、歩く時、走る時、バランスを保つ時、階段の上り下りといった風に力を入れたり、体重をかけたりとても大きな負担も背負っています。
当院でもたくさんの方が外反母趾で来院されています。外反母趾の痛みだけではなく、それが原因で全身に症状が出ていることがほとんどと言っても過言ではないんです。
今回はどう歩くのか どうすれば体の痛みを気にせず歩けるか
その改善方法についてしっかり学んでいきましょう。
外反母趾の原因の一つ 歩き方が悪い 歩かない
外反母趾の方は親指が痛いので外側(小指側)に体重をかけて歩いる方がほとんどです。その歩き方だとつま先を使えないないのでどうしてもすり足でひどくなってくるとペタペタ歩きになってしまうんです。
それから運動不足や加齢による場合もあります。
一般的に高齢になるに連れて新陳代謝が滞ってしまうので、今まで以上に意識して運動したり、意識して歩かなくてはなりません。
さらに現代社会において歩かなくなったことが最大の原因ともいえるのです。
現代ではわざわざ遠方まで買い物に出かけなくても、ネットや通販カタログで自宅にいながら何でも買い物出来たり、レンタルDVDやCDもメール便で自宅のポストまで届けてもらえたり、車でいつも行動したりと昔に比べて歩く機会が減りました。
家でもロボット掃除機が自動で掃除してくれたり、お風呂も自動洗浄機能がついていたりと、家事も昔と随分違ってきて動き回る機会も減ってきたこともあります。
さらに外反母趾の痛みを伴う事によってさらに動きにくくなり、それがまた運動不足を引き起こして肥満に陥り、そして体が重くなって負担が増えてくるといった悪循環が起きてしまうのです。
人を振り返らせる歩き方をしよう
良い歩き方をしていると「綺麗な姿勢だな〜」「かっこいいな〜」って、もう一度みちゃったりしませんか?歳だからそんなことできない!外反母趾だから無理!って思っていたら治るものも治りませんよ。綺麗な歩き方にこそ体が楽になる秘訣があるんです。ただ綺麗でかっこいいだけではないんですよ。綺麗でかっこいい姿勢や歩き方が歪みのない健康な体につながっているんです。
伝授 歩き方の秘訣
ポイント① ひざを上げて歩きましょう
ひざをまっすぐ伸ばし突っ張って歩くのではなく、できるだけ衝撃を吸収できるようにひざにゆとりをもたせておいた方が良い歩き方で出来ます。
ポイント② 3点バランスが大切に
そのためにひざは曲がる構造になっていて踏み込む時にひざを上げ、足首をゆるませ、できるだけ「足指」「付け根」「かかと」の3点でバランス良く足裏が受け身を取りやすいようになっているのです。
『歩行運動における体重移動の中心はひざである』というこという事を理解して下さいね。ひざを伸ばし切って歩いていたら、これができないのです。私たちは着地の際、無意識のうちにひざを曲げて、安全に着地できるうように足首や足のアーチでバランスを整え、次に体重移動するために膝を伸ばして足首を使って着地していきます。
ポイント③(重要です!)
今までよりもひざを1~2cm高く上げて歩きます。そうすると自然と足裏全面で着地ができ、正しい3点歩行ができるのです。
ポイント④ ひざを伸ばしきってはダメ
歩く姿勢や立っている時にひざを伸ばし切ってはいませんか?
これは地面からの衝撃をうまく逃がし、吸収するために備わっている人間の免震機能のひとつですが、最近では指を使わず浮かせ、全てかかと中心で着地する悪い癖がついてしまっている人があまりにも多く、街でも膝を伸ばし切って歩いている光景が目立ちます。
ポイント⑤ こうならないように・・・
ひざを伸ばし切って歩いていると地面から伝わる力の逃げ場がなく、有害なストレスを吸収・無害化できないのでそのまま身体の上部へと伝えてしまいます。 その有害なストレスが時間をかけてひざ・腰・首に蓄積され、各部に変形や微細な疲労骨折を起こしてしまうのです。 立ち話で長時間立っている時や電車の中で立ちっぱなしの時なども、いつもより少しだけひざを曲げ加減にすることで、骨に頼るのではなく筋肉に頼って立つ癖をつけて下さい。
ポイント⑥ 肩甲骨を使って歩こう
手は後ろに振りましょう。これはなかなか意識しにくい動作ですが、前に振ることを意識してしまうと手の筋肉だけで腕を振ることになるので疲れやすく歩き方もぎこちなくなってしまいます。肩から腕を後ろに振って歩くようにすると、その反動で肩甲骨が後方に傾き、その勢いで肩から腕が押し出され「振り子運動」のように勝手に肩が前へ進んでいくので自然に歩きやすい状態を作ってくれます。
ポイント⑦ 目線は少し上
目線は少し上をみるような感じで歩きましょう。あごを引くというより、首を後ろに引くといった状態にする事で胸が張れ肩甲骨を使ったキレイな歩き方が出来て、日本人が一番多い「猫背」を簡単に解消することが出来ます。
実は・・・慣れればけっこう簡単です!