手術 リスク

[2013年11月20日(水)] カテゴリ:

いざ手術をするとなると、心配なのが結果だと思います。あらかじめ失敗例や予後の状態なども十分踏まえた上で、手術に挑むようにしなければなりません。

それほど足は微妙で、敏感で、かなりの個人差があるということです。内臓などと違い、足の場合は軽視される傾向がありますが、侮ってはいけないのです。

 

次に、失敗例とは実際どういうことなのか、具体的に説明しておきましょう。術後1~2年経過した患者さんの症状を見ると、以下のような例が見られます。

 

①親指に全く力が入らなくなってしまった 形はどうにか戻ったが、親指がゆらゆらして全く力が入らず、飾りだけの状態になってしまった。

 

②再び変形してきて、1~2年で元のように曲がってしまった 最初の3ヶ月位はなんとか正常な形を保っていたが、次第に曲がり始め、2年目ではすっかり元の外反母趾に戻ってしまった。

 

③他の部位に新たな痛みが出るようになった 手術をしたことによって体のバランスが狂い、急に足の甲や足首、膝、腰に痛みが起こり、頭痛、肩コリが激しくなった。

 

④親指とそのつけ根が完全に固まって働かなくなってしまった 親指とつけ根が一本の棒みたいに固まり、まるで関節がなくなってしまったかのようになり、正常な歩行ができなくなった。

 

⑤よけい変形がひどくなり、逆に反対側に曲がってしまった 手術によってよけい曲がってしまったり、逆に反対側に曲がってしまったりすることもあり、再手術を余儀なくされることも決して珍しくないようです。

 

また、手術後の痛みに困っている人も少なくないようです。 というのも、外反母趾の手術が終わったら毎日リハビリをしなくてはならないからです。 このリハビリを完全に終えるまで、経過が順調な人でも1か月以上の期間が必要だと言われます。

 

 


通院回数目安
地域別来院割合詳細データ
茨木市23%
高槻市11%
吹田市10%
大阪市16%
枚方市6%
その他大阪府19%
兵庫県3%
滋賀県4%
京都府3%
奈良県2%
福井県1%
石川県1%