外反母趾 予防と対策は正しい足の使い方で強い足裏アーチを作る

[2019年08月10日(土)] カテゴリ: 外反母趾外反母趾とアーチ

外反母趾の原因は歩き方、立ち方、姿勢、合わない靴を履くなど生活習慣に起因するところがあります。そんな毎日使う第2の心臓といわれる足のことご存知でしょうか。

足の構造や役割、そして歩き方などに関してもしっかり知識を付けることが大切です。

今回は本来の「外反母趾 予防と対策は強い土踏まずを作ることについてお伝えします。

 

二足歩行の歴史

 

足の役割を考える前になぜわたしたちが二足歩行をできるようになったのでしょうか。

二足歩行は動物が2本の足でその体を支え重心を前に移動させて前進する歩行様式です。

 

 

二足歩行は大昔の恐竜時代から始まります。恐竜も鳥類も体軸は地面と平行ですが、人間の軸は地面と垂直の直立二足歩行(ちょくりつにそくほこう)をしています。

現在、この直立二足歩行が可能なのは人間(ヒト)のみです。

「あし」の定義について

「あし」の定義は漢字で「足」「脚」に分別されます。

「足(foot)」はくるぶしより下側で靴を履く部分で、「脚(leg)」は足の付け根から足の指先までの下半身を占めます。

 

足の4つの役割とは

「あし」でも外反母趾に関係しわたしたちのカラダと健康を支える2本の「足(foot)」の役割は4つあります。

①立つ:上半身をバランスよく支える

足は、両足で56個の骨で構成されています。身体全体に約208個の骨があるといわれてるので、足だけで4分の1の骨があり、比率で考えれば骨が多い部位といえます。

骨が多い=関節が多いというわけで、よく動く部位であるといえます。
そのため、足は凸凹な地面や傾斜などにも対応し、身体をバランスよく支える役割を持っています。

②歩く:上半身を運ぶ

歩くというのは、人間の基本動作です。
健康のためには、1日20~30分、約10,000歩!が良いと言われています。
毎日しっかりと歩くことで、心臓病、骨粗鬆症などのリスクを軽減、また睡眠を促す、情緒を安定させるなど様々な健康に良い効果が得られます。

もちろん、歩くだけでなく、走る、ジャンプする、なども足の役割です。

③クッション機能:歩くときの衝撃を吸収

ゆっくりと歩くだけでも、足には体重の約1.2倍の重さが足にかかります。
体重60kgの人は、一歩歩くことに72kgの負荷がかかっていることになります。

また、走る時は体重の3倍、ジャンプする時は6~10倍の負荷がかかります。足は、この負荷を和らげるクッション機能が備わっており、歩くときの衝撃を吸収する重要な役割を担っています。

④運動機能のアップ:てこの役割

歩く時、走る時、足裏は固くなって「てこの役割」で地面を蹴り上げています。
足は、私たちの一歩を踏み出すための、大切な役割を持っています。

足の動作をサポートするのは足裏アーチ

 

 

足裏のアーチ(土踏まず)はわたしたちのカラダを支え、地面からの衝撃を吸収し、「立つ」「歩く」などの動作をサポートしています。

イタリア盛期ルネッサンスの偉人、レオナルド・ダヴィンチの言葉です。

「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である。」

“The human foot is a masterpiece of engineering and a work of art”

足の構造は複雑だが、わたしたちのカラダを支える大切な部位であるということです。

カラダを支える3つのアーチとは

 

 

足は“第2の心臓”と言われるほど、わたしたちにとって重要な身体の一部です。

足を支える足裏は3つのアーチがあります。

①横アーチ

②外側縦アーチ

③内側縦アーチ

しかし足裏のアーチが崩れる(アーチが平たく潰れる)と様々な足のトラブルを引き起こします。

この3つの三角のアーチが正しく連動することにより、私たちはよりしなやかに、健康に歩けるのです。

 

足裏アーチ(土踏まず)が崩れている時

足裏アーチ(土踏まず)は基礎基盤してわたしたちのカラダを支えています。
しかし歩行などできていない場合、足のトラブルが発生します。

例えば・・・

外反母趾、巻き爪、角質肥厚、魚の目、足のむくみ疲れ、O脚、膝や腰の痛み などです。足や下半身のトラブル(痛み・悩み)がある人は足裏のアーチが崩れた状態です。足裏のアーチの崩れは、歩き方や足裏の筋力の低下から起こります。

足裏アーチ(土踏まず)を鍛えましょう

外反母趾、それ以外の足のトラブルから悩みを解決したい時は、まず足裏の筋力アップを目指してグーチョキパー、ゴルフボールなどの外反母趾のストレッチや正しい歩き方、立ち方、姿勢などを身に着けることでどんどん足裏アーチ(土踏まず)を鍛えていくと外反母趾の予防対策になりますので、ぜひ今後のために正しい情報を身に着けていくことが大切です。

まとめ

足裏のアーチを鍛え、歩き方や立ち方や姿勢を正しくし心がけていくと、日々の机で事務仕事を集中してできる、きれいな所作などを身に着けることができます。足とつながっている外反母趾は足を使いこなせるようになると健康維持、良い生活環境をかえることができると思います。

 

★大阪外反母趾専門院・大阪巻き爪フットケア専門整体 ありがとう鍼灸整骨院
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