外反母趾の人が転倒リスクを少なくする対策は?

[2019年10月15日(火)] カテゴリ: 外反母趾

朝や夕方から夜の涼しい時間帯にウォーキングすることはカラダを動かすいいシーズンとなってきましたね。

ちなみに朝ウォーキングは日差しからセロトニンを受け取ることで脳作用に良いとされています。最近では高齢者の方が歩いている姿を御見掛けします。

高齢者の方は健康志向に関心があり、自分の健康のために歩くことを習慣づけでされている人もいます。健康志向が高まっているためウォーキングやランニングなどの運動指導の講習やイベントを開催するところも増えてきました。

歩行、運動やカラダを動かすことや健康意識が高いことは必要ですが、運動継続をし続けるには基本となるカラダや足の健康がキープすることも大切です。

しかし「足先が痛くてツライ」「歩くのが億劫で仕方がない」「自由に動けるようになりたい」な高齢者の中に外反母趾、巻き爪、偏平足、ハンマートウーなどの足先の悩みを抱えている人がいます。

足先に悩みがあると普段ウォーキングなど運動をしない、在宅することが多く外出しないなどの理由で歩行する機会が少なくなるかもしれません。

歩行する機会が減るとで歩いてもすぐつまずいたり、足がだるくなって歩行することが億劫になってしまったりと急に下肢筋力がおち転倒するリスクが増える場合があります。

今回は「外反母趾や足が悪い方に転倒リスクを少なくする対策」をお伝えします。

加齢とともに身体機能はおちる

若い頃と比べ40歳前後から視覚、聴覚、反射神経、代謝など加齢とともに身体能力が落ちてきます。しかし転倒しないために歩行する・バランス運動・下肢筋力アップを行うことで

運動すると身体機能が改善できるといわれています。

外反母趾や足の症状による足の筋力問題

外反母趾になると拇趾(親指)の変形や痛みで動作を制限されることがあります。

足指の力はすね”の部分の筋である前脛骨筋が影響しています。前脛骨筋の低下することで歩行時の蹴り出し力を減少させ、偏平足や浮き指などで地に足がついていない状態だとつま先位置まで下がって足指が曲がり転倒の可能性があります。

運動が必要な高齢者こそ運動したい気持ちになれない

足が痛い、カラダ全身が疲れた、カラダを動かすこと、出かけたくないなど面倒など運動したくないと思う人もいます。この場合身体能力が減り続けてしまい歩行困難、さらに物事を覚える能力が落ちて、加速すると車いす生活や寝たきりの生活になる可能性もあります。

転倒しないために毎日運動することは大切

高齢者はテレビ番組やネットや口コミの情報などから健康への認識が高く、実際に歩いている高齢者を見かけることがあると思います。家でできるラジオ体操、なわとび、ジョギング、ストレッチなど。

休暇を利用してジム、山登りなど趣味としても運動を活用することができます。

毎日運動するコツとは

運動を継続するには何か強い目的があったり、運動し経過をみながら自分の成長を感じられたり、誰かと一緒に楽しく運動ができるなど。

ダラダラするのでなく何かの強い動機があれば続けることはそう難しいことではないと思います。

外反母趾や巻き爪など足先の悩みでもできる運動

  • 土のある道を歩いてみる

情報化社会とともに外遊びが少なくなりました。大人も、子供もスマホやゲームで遊ぶ機会が増えた影響は大いにあります。たまにはアスファルト以外の道、散歩道、山歩道を利用されて自然のものに触れリフレッシュすることがおすすめです

  • 自分の足に合う靴を探してみる

もし外反母趾で運動を始めるとなれば、既製品より外反母趾専用靴や自分のサイズを計測してもらいジャストフィットする靴を購入することで外反母趾のズキズキ感をやわらげてくれると思います。

  • 家では基本裸足がいい

以前からもお伝えしていますが家では裸足でいることがおすすめです。普段から靴下や靴で引き締められた足を解放してあげることです。

  • バランス均衡を保つため片足で立つ

両足で立ったり歩くことが多いですが、片足で平衡バランスを重心をとる練習が必要です。時々案山子立ちをしながらトレーニングしてみてください。

  • ゴルフボール、タオルがギャザーなど外反母趾の為のエクササイズ

まとめ

転倒リスクを減らすためにも少しでも足の筋力をつける意識することは大切です。

ただ無理をして頑張って運動することはしなくて大丈夫です。

足の健康のためにぜひ生活の中にエクササイズなどの習慣を取り入れてくださいね。

 


通院回数目安
地域別来院割合詳細データ
茨木市23%
高槻市11%
吹田市10%
大阪市16%
枚方市6%
その他大阪府19%
兵庫県3%
滋賀県4%
京都府3%
奈良県2%
福井県1%
石川県1%