親指の痛みがなくても外反母趾予備軍の可能性
「外反母趾は特に関係ないから気にしていない」「親指が痛くなってからどこかいけば大丈夫」など自分と外反母趾とは関係ないと思っていませんか。
しかし外反母趾は親指に痛みがなくてもじわじわと角度が曲がっていることがあり実は「隠れ外反母趾予備軍」の可能性もあります。
今回は「親指の痛みがなくても外反母趾予備軍の可能性」についてお伝えします。
隠れ外反母趾予備軍か気になる方はチェックしてみてくださいね。
気になる外反母趾のチェック
日本靴医学会から外反母趾リストをだしています。
チェックが多いほど外反母趾傾向にあります。
素足になって今の足状態をチェックしてみてくださいね。
(外反母趾チェックリスト)
・親指が小指の方に曲がっている
・親指のつけねが内側に張り出している
・親指のつけねが痛い
・親指のつけねが腫れて赤くなっている
・親指のつけねが靴に当たって痛い
・親指が第2指の下にもぐり込んで重なっている
・第2、3、4指が小指の方に曲がっている
・親指のつけねの関節の下が痛い
・第2指のつけねの関節の下が痛い
・足が平べったくなり先の方が広がっている
・扁平足になっている
・かかとが外側に傾いている
足トラブルの悩みで多いのは「外反母趾」
株式会社ムーンスターが50~70代女性にアンケート統計結果です。
・ウオノメやタコができて悩んでいる(38.7%)
・足の裏が平らになっている(14.0%)
と外反母趾になるリスクが高い足トラブルを抱えた女性がいることが分かります。
あと親指が人差し指側に曲がっている(30%)とすでに外反母趾の症状に悩んでいる人がいるのです。
アンケート結果からわかる外反母趾の悩み
アンケートの結果からも分かりますように足トラブルで悩んでいることが外反母趾が多いということが分かると思います。
親指が人差し指の方向に曲がり外反母趾であることを認識している人が多い結果となっています。
足のトラブルで悩んでいることが開帳足、偏平足、ウオノメ・タコなど外反母趾になるきっかけが多く見受けることができます。
外反母趾になる段階別症状とは
・軽度(初期)
土踏まずが崩れてしまった状態、人差し指や親指付近の足裏に古い角質ができヒフがかたくなりウオノメやタコになってしまうこと、かかとや人差し指の付け根あたりが痛みを感じることがあります。
・中度(中期)
親指が曲がり始め、足の幅へのダメージが大きくなる時期です。
親指の付け根にこぶができ、強い痛みを感じます。靴を履くと余計に外反母趾になっていることに気づかされるでしょう。
外反母趾の状態としては軽度に分類されるものの、生活で大いに不便な思いをすることになります。
・重度(後期)
親指と人差し指が重なった状態で、親指の関節にまでダメージがもたらされます。
靴を履かなくても強い痛みを感じるため、外出時でなくとも歩くのに苦労する、という深刻な症状があらわれます。
外反母趾予備軍とは
外反母趾予備軍は軽度の段階となります。
この状態では土踏まずがない「偏平足」前足の幅が広くなってしまう「開帳足」などが関連してきます。
外反母趾と深い関係性を感じることはない場所から発症しそんな色んな因果の中から外反母趾がひどくならないよう足から警告アラームを伝えているのです。
外反母趾の痛みに耐えられなくなる前に
現代の生活環境では外反母趾を引き起こしてしまう要素が沢山ころがっています。
外反母趾にはなりたくないといっても自分にピッタリサイズがある靴を履く、正しい歩行や姿勢を行うことを常に心がけ遂行する必要があります。
大切なことは自分で正しい姿勢を変えるなど心に決め継続することが大切です。
まとめ
今回は「親指の痛みがなくても外反母趾予備軍になる可能性」についてお伝えしました。
靴を履く習慣が身についた生活を送ると世代を問わず「隠れ外反母趾予備軍」は多く潜んでいると思います。
靴を履く習慣は急にやめることができませんので自宅などで素足になった時にチェックをしてみてくださいね。