外反母趾で手術より手技で施術をおすすめする理由
外反母趾、巻き爪などの足のお悩みの方、病院へ行っていたけど外反母趾の手術をしたのに再び足が痛くなったなどの患者さんがたくさん当院へ来院されます。
特に気になるのが手術をしたのにまた外反母趾が再び復活してしまったということです。
今回は「外反母趾で手術より手技で施術をおすすめする理由」についてお伝えします。
病院が外反母趾の手術を勧める理由
外反母趾の手術をする決断といえば日常生活にも影響が出て「手術をして早く足の痛みを取り除きたい」という「足の痛みからいち早く解放されたい」「手術したら外反母趾が治る」という気持ちを持った人に多く見かけられるように思います。
外反母趾で病院へ通っている場合、痛さで歩行や立っているだけでもつらいなど足の痛みを取ってあげる手段として病院からは「手術」を提案されることが多いようです。
くの字が曲がり過ぎていない15度~20度位の軽度なものだと外反母趾の手術よりも「保存療法」で行います。外反母趾の進行性を食い止める目的で「足の形を元通りに戻す」ということは病院では目的とされていないようです。
外反母趾で手術をするということは親指は曲がり過ぎて靴を履いて通常に歩けないほど痛みが発生している「最終手段」です。
足指の痛みを我慢し続けて長期間放置したままでいると外反母趾の痛み以外にも足先が歪になったり親指のくの字がさらに曲がったりなど足全体が変形をしてしまうおそれがあります。
外反母趾の手術はどんなことをするのか
外反母趾の手術方法は一般的には中足骨(親指の付け根から関節までの骨)の骨切り術といわれるものです。
文字どおり中足骨の骨を切ってボルトをいれて親指をまっすぐさせる方法です(他にも手術方法がございます)
外反母趾による入院は約1週間位です。(ただし外反母趾の状態や両足外反母趾など個人差によって入院期間も変わってきます)
外反母趾手術後、退院後について
外反母趾の手術後は抜糸、リハビリなどで病院へいく機会が増えます。
そしてちゃんと歩けるようになるまでは外反母趾専用の靴を履いての移動などでは通勤で満員電車にのることがつらい、歩くのが不便など日常生活で当たり前のことが制限されてしまいます。
外反母趾の手術後、リハビリなど日常生活には約5か月~6カ月かかるといわれます。
(ただし外反母趾の状態や両足外反母趾など個人差によってかわります)
しかし手術後、外反母趾の痛みを感じないからといってヒールの高い靴、変わった形の靴などすぐに好きな履けるわけではありません。
外反母趾が復活しないよう今の足の形にあった靴を選び履くのがベストです。
外反母趾の手術をしたといっても再び合わない靴を履きつづけると人によっては再び外反母趾になってしまう恐れがあります。
再び外反母趾かも。手術をまた受けるのも不安
「外反母趾の手術を受けて数年後にはまた外反母趾。もう手術は受けたくない。外反母趾に悩まされるのはいやだ」というご相談で来られる方もいらっしゃいます。
手術を避けるためにも「外反母趾が再発する原因を突き止めること」を重要視します。
人それぞれ外反母趾になる理由を見つけていきます。
全身の骨格が歪んでいる、腰骨と骨盤が歪んでいる、正しい歩き方、立ち方、姿勢ではないなど外反母趾に影響してくる問題を考えます。
手術より手技で施術をおすすめする理由
歩行できないほど外反母趾の痛みを感じたらやっぱり病院行って手術をしたほうがいいのかなと思われるかもしれません。手術前後の悩みは色々発生してくると思います。
・手術と聞くと費用が心配
・手術すると足の回復までに時間がかかる
・病院へ行く時間が合わない
・入院すると仕事を休んだり迷惑をかける
どうすればいいのか個人的な判断で困るもしれません。
個人によって外反母趾の状態がちがいます。
まとめ
当院で来院されている方は、手術をしても外反母趾が良くならなかった人もいらっしゃいます。
手術して良くならなかった方が、当院の治療で良くなることが多いのは、治療をするばかりではなく歩き方や姿勢 エクササイズをどんどん自分でやってもらうにしています。
手術は最終手段として考えてください。
あなたが「今」手術を考えているのならまずは当院にご連絡してくださいね。