母趾外転筋と呼ばれる筋肉
[2014年01月27日(月)] カテゴリ:
外反母趾
靴をはいて歩くことにより弱ってしまった筋肉を鍛え直すには、自分で筋肉を動かして強化するしかありません。
外反母趾で外側に曲がった親指を元に戻せる足の筋肉は一つしかありません。
母趾外転筋と呼ばれる筋肉です。
親指を内側に曲げることを外転、外側に曲がった位置を外反といいます。
親指を外転させることは、意外に難しく目でながめながらやってもなかなかできません。
そのため、親指だけでなく全部の指を広げようと何度かやって慣れてください。
次第に母趾外転筋の筋肉も収縮するのを感じるので、筋肉が収縮するのを感じたら、5秒~10秒力を入れ続けてください。
もう一つの方法は、座って足の裏を床につけ、ホーマン体操と同じように踵と踵、親指の付け根と付け根が合うように両足をくっつけます。
外反母趾では、親指の付け根を合わせても親指は離れてしまいます。
この離れた親指同士をくっつける努力をします。 この時親指を底屈しないでがんばります。
どうしてもできなければ少し足を床から浮かせて、親指を少しだけ屈曲しながら行いましょう。